メッセージ


スマートシティ構想の実現に向けて


 2017年4月1日 中国共産党中央委員会と国務院が、「千年大計の国家大事」として河北省に雄安新区を設立し、21世紀のスマートシティを目指した大都市開発が実施されています。開発総面積は1.770㎢で、筑波研究学園都市283㎢の4倍以上、TOYOTAが静岡県裾野市で開発中のウーブンシティ71万㎡(0.71㎢)の2,500倍に相当する超大規模開発です。

 筑波は、1963年の開発計画公表以来60年間経過し、人口も25万人に増加しています。雄安新区も、じっくりと時間をかけて、箱物のハードウェアだけでなく人の安全・安心・快適・便利な生活活動を支援するソフトウェア開発にも注力すればスマートシティ実現も夢ではないと思います。

 

2022年3月31日

徳田 清仁


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